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「ファイル名を指定して実行」画面からファイルを開く

「ファイル名を指定して実行」画面からファイルを開く方法を解説します。メニューの「アプリケーションを起動」から実行するのと比較し、exeやbat以外のファイルを関連付けられたアプリケーションと共に起動できる利点があります。本稿では画像ファイル(JPG)を開く方法を解説します。
以下の5ステップで実現します。

ファイル名を指定して実行画面からファイルを開く方法

目次
1:ショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」画面を開く
2:「ファイル名を指定して実行」画面をカレントウィンドウにする
3:「ファイル名を指定して実行」画面にフルパスを入力
4:「ファイル名を指定して実行」画面でEnterボタンを押す
5:稼働確認

1:ショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」画面を開く

Windows上で、「Windowsボタン」を押しながら「R」ボタンを押すと、「ファイル名を指定して実行」画面が開きます。この動作をWorkFusion Studioの「キーストロークを入力」で実現します。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

ファイル名を指定して実行画面のイメージ

キーストロークを入力でWindowsボタンとRボタンを押す設定

設定する内容は以下の通りです。

1:キーストロークを入力
キーの組み合わせ」を選択。
2:押すキー
変更ボタンを押して設定画面を開きます。画面が開きましたら、Windowsボタンと「R」ボタンを同時に押した後、保存ボタンを押して下さい。

2:「ファイル名を指定して実行」画面をカレントウィンドウにする

この操作設定は省略可能です。ただし、省略するとエラーの生じることがあります。上述の設定で「ファイル名を指定して実行」画面を起動した場合、他のアプリケーションの後ろに隠れてしまうことがあります。よって、WorkFusion Studioの「アプリケーション → ウィンドウ」で起動したコマンドプロンプトを最前に表示(=カレントウィンドウ)します。カレントにしない場合、以降の処理が他のアプリに対する命令になりえます。
1:画面左の「アプリケーション → ウィンドウ」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「ウィンドウ」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

ウィンドウでカレントウィンドウを設定

1:モード
実行中の複数画面の中からコマンドプロンプトを選択する方法として、「ウィンドウの名前、または名前の一部を入力」を選択します。次項で入力する文字列を基に選択することを指示しています。
2:設定
テキストボックスに「ファイル名を指定して実行」と入力します。下記画像のWindowタイトル部分を意味します。
3:タイムアウト
CPUの負荷増大など、何らかの理由で画面の切り替えが遅れた場合、WorkFusion Studioはエラー停止してしまいます。エラー停止を回避すべく、「何らかの理由」を待つ時間(許容する時間)を設定します。サンプルでは1000ミリ秒(=1秒)を設定しています。

ファイル名を指定して実行画面のWindowタイトル

3:「ファイル名を指定して実行」画面にフルパスを入力

ファイル名を指定して実行画面内のテキストボックスに開きたいファイルのフルパスを入力する動作を設定します。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

ファイル名を指定して実行画面に開きたいファイルのフルパスを設定

ファイル名を指定して実行画面にフルパスを入力する設定

1:キーストロークを入力
テキストを入力」を選択。次項で設定する文字列を入力する処理を実現します。
2:入力するテキスト
開きたいファイルのフルパスを入力します。

4:「ファイル名を指定して実行」画面でEnterボタンを押す

最後に画面上でEnterボタンを押し、ファイルを開きます。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

ファイル名を指定して実行画面上でEnterボタンを押す方法

1:キーストロークを入力
キーの組み合わせ」を選択。
2:押すキー
変更ボタンを押して設定画面を開きます。画面が開きましたら、「Enter」ボタンを押した後、保存ボタンを押して下さい。

5:稼働確認

入力を完了しましたら、稼働確認します。画面中央上部にある「レコーディングを再生」ボタンを押して下さい。なおボタンを押すと変更情報(レコーディング)が自動的に保存されます。

レコーディングの稼働確認

しばらくすると画面右下に以下のようなウィンドウが表示されます。何もせずにお待ち下さい。起動に少々時間がかかります。

レコーディング稼働中のイメージ

さらにしばらくするとファイル名を指定して実行画面が開き、画面内のテキストボックスにフルパスが入力されます。その後、ファイルがアプリケーションと共に起動します。著者のPCではJPGファイルをダブルクリックすると、Windowsフォトで開くよう設定されています。よって、フルパスで指定した画像ファイルが、Windowsフォトで開きます。

Windowsフォトで画像が開く