Top > エクスプローラーでファイルを開く

エクスプローラーでファイルを開く

Windowsのエクスプローラーでファイルをダブルクリックするのと同等の処理を実現します。「Launch Application」単体で実現できそうで、できません。本稿ではエクスプローラーを用いて画像ファイル(JPG)を開く方法を解説します。
以下の6ステップで実現します。

エクスプローラーでファイルを開く方法

目次
1:「アプリケーションを起動」でエクスプローラーを開く
2:エクスプローラーをカレントウィンドウにする
3:エクスプローラーのアドレスバーにカーソルを当てる
4:アドレスバーにフルパスを指定
5:アドレスバーでEnterボタンを押す
6:稼働確認

1:「アプリケーションを起動」でエクスプローラーを開く

「アプリケーションを起動」を用いて、エクスプローラーを開きます。以下の順に設定します。
1:画面左の「アプリケーション → アプリケーションを起動」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「アプリケーションを起動」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

アプリケーションを起動でエクスプローラーを起動

設定する内容は以下の通りです。

1:実行ファイル、またはコマンド
Windowsエクスプローラーの起動コマンド「explorer」と入力
2:ウィンドウの自動検出
チェックをONにします。
3:詳細
エクスプローラーが起動するまでの待ち時間を設定します。何も設定しない(=0を設定)状態でもほぼ問題ありません。ただし何らかの理由で起動が遅れた場合、WorkFusion Studioはエラー終了してしまいます。エラーの発生頻度を下げる方策として、最高1000ミリ秒(=1秒)まで待機する設定を行います。

2:エクスプローラーをカレントウィンドウにする

上述の設定でエクスプローラーを起動した場合、他のアプリケーションの後ろに隠れてしまうことがあります。よって、アプリケーション → ウィンドウで起動したエクスプローラーを最前に表示(=カレントウィンドウ)します。カレントにしない場合、以降の処理が他のアプリに対する命令になりえます。
1:画面左の「アプリケーション → ウィンドウ」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「ウィンドウ」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

ウィンドウでカレントウィンドウを設定

1:モード
実行中の複数画面の中からエクスプローラーを選択する方法として、「ウィンドウの名前、または名前の一部を入力」を選択します。次項で入力する文字列を基に選択することを指示しています。
2:設定
テキストボックスに「エクスプローラー」と入力します。下記画像のWindowタイトル部分を意味します。
3:タイムアウト
CPUの負荷増大など、何らかの理由で画面の切り替えが遅れた場合、WorkFusion Studioはエラー停止してしまいます。エラー停止を回避すべく、「何らかの理由」を待つ時間(許容する時間)を設定します。サンプルでは1000ミリ秒(=1秒)を設定しています。

エクスプローラーのWindowタイトル

3:エクスプローラーのアドレスバーにカーソルを当てる

エクスプローラーのアドレスバーに文字を入力するためにカーソルを当てる動作を設定します。エクスプローラーを開いた状態でショートカットキー「Alt+D」を押すと実現可能な動作です。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

Alt+Dボタンでエクスプローラーのアドレスバーにカーソルを当てる

エクスプローラーのアドレスバーにカーソルを当てる設定

1:キーストロークを入力
キーの組み合わせ」を選択。複数キーを同時に押す処理を実現します。
2:入力 - 押すキー
変更ボタンを押して設定画面を開きます。画面が開きましたら、「Alt」を押しながら「D」ボタンを押した後、保存ボタンを押して下さい。
3:詳細
何らかの理由でWindowsの動作が遅い場合に備え、操作前に1000ミリ秒待機するよう設定しています。待機により、エラーの発生を軽減させています。

4:アドレスバーにフルパスを指定

エクスプローラーのアドレスバーに開きたいファイルのフルパスを入力する動作を設定します。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

エクスプローラーのアドレスバーに開きたいファイルのフルパスを設定

エクスプローラーのアドレスバーにフルパスを入力する設定

1:キーストロークを入力
テキストを入力」を選択。次項で設定する文字列を入力する処理を実現します。
2:入力するテキスト
開きたいファイルのフルパスを入力します。

5:アドレスバーでEnterボタンを押す

最後にアドレスバー上でEnterボタンを押し、ファイルを開きます。
1:画面左の「キーボード → キーストロークを入力」を画面中央までドラッグ
2:ドラッグした「キーストロークを入力」をクリック
3:画面右側の設定項目に値をセット(設定内容は以下に記載)

エクスプローラーのアドレスバー上でEnterボタンを押す方法

1:キーストロークを入力
キーの組み合わせ」を選択。
2:押すキー
変更ボタンを押して設定画面を開きます。画面が開きましたら、「Enter」ボタンを押した後、保存ボタンを押して下さい。

6:稼働確認

入力を完了しましたら、稼働確認します。画面中央上部にある「レコーディングを再生」ボタンを押して下さい。なおボタンを押すと変更情報(レコーディング)が自動的に保存されます。

レコーディングの稼働確認

しばらくすると画面右下に以下のようなウィンドウが表示されます。何もせずにお待ち下さい。起動に少々時間がかかります。

レコーディング稼働中のイメージ

さらにしばらくするとエクスプローラーが起動し、アドレスバーにフルパスが入力されます。その後、ファイルがアプリケーションと共に起動します。著者のPCではJPGファイルをダブルクリックすると、Windowsフォトで開くよう設定されています。よって、フルパスで指定した画像ファイルが、Windowsフォトで開きます。

Windowsフォトで画像が開く