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ファイルをダウンロードする

WEB上のファイルを自動的にダウンロードします。

もくじ
1:ファイルをダウンロードする
2:名前を付けて保存を利用する

1:ファイルをダウンロードする

総務省のホームページを題材に解説します。ページ内にあるExcelファイルをダウンロードします。「リンクをクリックする」で解説したXPathを利用します。

まずリンクする文字の位置(XPath)を調べます。以下の順に操作します。
1:Chromeで総務省の該当ページを開き、F12ボタン押す
2:難しそうな画面の中央にある矢印ボタンをクリック
3:ダウンロードするExcelファイル部分をクリック
4:画面右側で背景色の変わっている部分で右クリック
5:Copy → Copy XPath をクリック

以上の操作でXPathがクリップボードにコピーされます。メモ帳やExcel上で右クリック → 貼り付け を行うと、コピーされたXPathを文字で確認できます。事例の場合、XPathは「//*[@id="contentsWrapper"]/div[2]/table/tbody/tr[3]/td[3]/a」という長い文字列です。

マクロマンに戻ります。ブラウザでChromeを開き、総務省の該当のページ(https://www.soumu.go.jp/menu_yosan/syorui_h28.html)を開く設定を行います。マクロマンの左メニューから、以下の順に操作します。詳細は他の章を参照して下さい。

1:画面左のメニュー「ブラウザの起動」をダブルクリック
2:Chromeを開く設定を行い、OKボタンを押す
3:画面左のメニュー「URLにアクセス」をダブルクリック
4:総務省のページ(https://www.soumu.go.jp/menu_yosan/syorui_h28.html)を開く設定を行い、OKボタンを押す

画面左の「各種機能」をダブルクリックします。

表示された画面に以下の情報を入力し、画面左下のOKボタンを押します。

要素の検索方法
「XPathで検索」を選択します。
要素の検索パラメータ
F12ボタンで調べたXPathを入力します。事例の場合、「//*[@id="contentsWrapper"]/div[2]/table/tbody/tr[3]/td[3]/a」を入力します。テキストボックス上で右クリック → 貼り付け を行うと、入力ミスもなく確実です。XPathの文字数が多い場合、変な位置で改行されます。が、気にせずそのままでOKです。
要素のアクション
「左クリック」を選択します。見つけた文字をクリックする動作になります。
その他
初期値のままでOKです。

設定は以上で完了です。画面上部の「保存して実行」をクリックすると総務省のページが表示され、Excelファイルが自動的にダウンロードします。

この方法の問題点として、PDFファイルのようにブラウザと関連付けられているファイルはダウンロードされずに開いてしまいます。「名前を付けて保存」を利用することで回避します。次項で解説します。

2:名前を付けて保存を利用する

PDFファイルのようにブラウザと関連付けられているファイルのダウンロード方法を解説します。対象のファイル上で右クリック → 名前を付けて保存 を利用することで対応可能です。総務省のPDFファイルを題材に解説します。

まずリンクする文字の位置(XPath)を調べます。以下の順に操作します。
1:ChromeでYahooのTOP画面を開き、F12ボタン押す
2:難しそうな画面の中央にある矢印ボタンをクリック
3:クリックしたい最上位のニュースをクリック
4:画面右側で背景色の変わっている部分で右クリック
5:Copy → Copy XPath をクリック

以上の操作により対象のXPathは「//*[@id="contentsWrapper"]/div[2]/table/tbody/tr[3]/td[2]/a」と判明します。

マクロマンに戻ります。前項で利用した設定の3番目「各種機能」をダブルクリックします。

「PDF」の上で右クリックする動作を設定します。表示された画面に以下の情報を入力し、画面左下のOKボタンを押します。

要素の検索方法
「XPathで検索」を選択します。
要素の検索パラメータ
ChromeのF12ボタンで調べたXPathを入力します。事例の場合、「//*[@id="contentsWrapper"]/div[2]/table/tbody/tr[3]/td[2]/a」を入力します。テキストボックス上で右クリック → 貼り付け を行うと、入力ミスもなく確実です。XPathの文字数が多い場合、変な位置で改行されます。が、気にせずそのままでOKです。
要素のアクション
「右クリック」を選択します。左ではなく「右」です。
その他
初期値のままでOKです。

右クリックで表示されたコンテキストメニューから「名前を付けて保存」を選択する操作を設定します。メニュー上でキーボードの「K」ボタンを押すことで選択可能です。よって、「K」ボタンを押す設定を行います。マクロマンの左メニューの下の方にある「入力コマンド」→「高度キーの入力」をダブルクリックします。

表示された画面に以下の情報を入力し、画面左下のOKボタンを押します。

ウィンドウ名
「Current Window」を選択します。
キーとパラメータ
左側のSelected Key に「K [K]」を選択します。右側のSelected Actionには「Key Press [Down + Up] 」を選択します。キーボードのKキーを押して離す…という動作の設定になります。
その他
初期値のままでOKです。

「名前を付けて保存」を選択すると、ファイル保存ダイアログが表示されます。初期値でファイル名がセットされているため、そのまま保存する設定(キーボードのSキーを押す)を行います。

マクロマンの左メニューの下の方にある「入力コマンド」→「高度キーの入力」をダブルクリックします。

表示された画面に以下の情報を入力し、画面左下のOKボタンを押します。

ウィンドウ名
「Current Window」を選択します。
キーとパラメータ
左側のSelected Key に「S [S]」を選択します。右側のSelected Actionには「Key Press [Down + Up] 」を選択します。キーボードのSキーを押して離す…という動作の設定になります。
その他
初期値のままでOKです。

設定は以上で完了です。画面上部の「保存して実行」をクリックすると以下の順に動作します。すごく速く動きます。
1:総務省のホームページが開く
2:PDFの上で右クリック
3:名前を付けて保存を選択
4:ファイル保存ダイアログが表示され、保存ボタンを押す

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